死んでいくロマンチスト

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 下駄箱には白い封筒があった。
「おやおや、ラブレターですか」
「まだそうと決まった訳じゃ……」
 と、(いつからそこにいたのか)後ろからつつかれた冷やかしを冷静に否定しつつも、経験則から言って十中八九そうだろうという予感はあった。そして、中身を改めてもその予想は外していなかった。

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Hime 様
拍手ありがとうございました!
ご感想を文字に起こすのってとてつもなくエネルギーが必要ですし、私も苦労することが多いのですが、こうしてお言葉を頂戴出来てとても嬉しかったです。
沼神も神扇くんも良いですよね~! それぞれで違う関わり方があるように感じますが、それらを何とか自分の形で残していくことで、頂いたお気持ちに少しでも応えることが出来ればと思います。(92ka)

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